美濃紙とは

製造工程紹介

Q&A

 

 


製造工程紹介  

楮(クワ科) の栽培 

楮はクワ科の植物で美濃紙の原料はその皮の部分を使用します。

製紙原料として一年かけて栽培し背丈は約2〜3mまで伸びます。  

  

 

 

 


楮の収穫

楮は冬に収穫します。刈り取った後に一定の長さに切り揃えて大

きな釜で蒸し皮剥ぎ易くします。  

 

 

 

 


楮の皮剥き

美濃紙は楮の白皮を使って作られます。より良い原料を作る為に表皮

の黒皮や緑色のあま皮の部分は丁寧に削り取られます。  

 

  

 

 

 


 川晒し

清流板取川の流水に楮の白皮を浸し、原料に含まれている不純

物を流し去ると共に日光により穏やかに漂白させます。

 

 

 

 


紙煮(煮熟)

煮熟剤にソーダ灰を用いて原料のアクを抜き軟らかくします。

 

 

 

 

 

 


 

紙しぼり(ちり取り)

紙煮の終わった原料を清流に浮かべながら、残っているキズや

不純物を丁寧にひとつずつ手作業で取り除いていきます。  

 

 

 

 


紙漉き

洗浄の終わった原料を叩きほぐしトロロアオイの根から抽出した

粘液と混ぜ合わせて紙料を作ります。縦揺りにゆったりとした横

揺りを加える複雑な動かし方を行うのが美濃の紙漉きの特徴です。  

 

 

 

 


紙つけ

漉き終った紙床(しと)を一晩おいてからゆっくりと圧力をかけて

脱水します。脱水が終わった後に一枚一枚を丁寧に剥がしなが

ら干し板に貼り付けていきます。干し板は木目の少ない栃材です。  

 

 

 

 

 


天日干し(乾燥)

美濃紙は屋外で日光によりゆっくりと乾燥されていきます。天日

にて乾燥された紙は穏やかに漂白され柔らかな紙色に仕上がります。

 

 

 

 


 紙こしらえ(選別)  

乾燥の終わった紙を一枚一枚陽に透かしながら、厚さや色合い、地合

いによって選別していきます。最初に粗選りを行い仕上げに再び紙を選

り分け製品を完成させます。